
結婚しない彼氏と付き合い続けていいのかな…?



25歳になるけど、結婚の話も出ないから焦っちゃう…。
結婚願望のない彼氏に見切りをつけて別れるか、交際を続けるか…。
当時悩んだ自分のような方のために記事を書きました。
「理想の相手と結婚して子どもが欲しい」「自分のライフプランを早めに固めたい」
この記事がそんな方のヒントになれれば幸いです。


■いちこ
オーネットで婚活して成婚退会、結婚10年目
■家族構成
夫・子ども(小学生2人)の4人家族
■婚活歴
25歳の時に結婚願望のない彼氏とお別れ。合コン、街コン、婚活パーティー、友達の紹介などで出会いを探す。
27歳の時に入会した結婚相談所で2年の婚活の末、オーネットで夫(ゆうまる)と出会い結婚。
現在穏やかな結婚生活を満喫中。
25歳というタイミングで結婚を意識した背景


なぜ25歳で結婚を意識するようになったのか、についてです。
次の3つが主な理由です。
- 当時、私の周りは20代で結婚するのが普通でありステータスでもあった。
- 女性がずっと独身でいる、ということに社会的プレッシャーがあった。
- 上記の時代背景から、結婚願望のない彼氏とは別れる気持ちに傾いていった。
20代で結婚するのが普通でありステータスでもあった
25歳は私や周りの友人にとって、結婚を意識する年齢でした。
当時は「学生時代から付き合ってる彼氏と結婚」「20代までには結婚」というのがあたりまえ。
中には「付き合っている彼氏に26歳までには結婚しなかったら別れる」と迫る友人もいました。



ちなみに、厚生労働省のデータによると、10年前もいまも平均初婚年齢は変わっていません。
2014年(平成26年)の平均初婚年齢 | 2024年(令和6年)の平均初婚年齢 |
(夫):31.1歳 | (夫):31.1歳 |
(妻):29.4歳 | (妻):29.8歳 |
いま思うと、25歳なんて若い年齢でみんなどうしてそんなに焦っていたのか謎です。
女性がずっと独身でいる、という社会的プレッシャー
当時流行っていた本「婚活時代」。
その本によると、女性の4人に1人は独身のまま生涯を終える、という内容でした。
そして、女性は男性を狩りに行く時代だとも記載していました。
会社の同期(9人全員女性)みんなで回し読みをして、みんなで戦慄したのを覚えています(この中のうち2人は生涯独身か…)。
結婚したいなら「別れなければ」と自然と考えるようになった
私もいつかは今付き合っている彼氏と…と夢見てはいたものの、当時の彼氏に結婚願望はありませんでした。
彼氏は2歳年上の27歳。私は25歳。付き合って4年目。
お互いに仕事をしていたので、結婚は早すぎるということもない状況です。
しかし結婚の話をしても、そういう話をする雰囲気になっても、一度も「結婚」とか「子ども」という話題に前向きになった彼を見たことがないまま…。
前述した時代背景もあり「25歳まで付き合って、結婚願望がなかったら別れよう」と私の中で決めていくことになります。
25歳、彼氏が結婚しないなら見切りをつけるべき?私が決断した瞬間とその後


当時は、結婚を強く意識していた私。
友人の幸せいっぱいの結婚式に参加すると、結婚への憧れも高まっていきました。
結果的に25歳で彼氏が結婚しないから見切りをつける形となりましたが、決断したキッカケというのは正直ありませんでした。
実は、何度も「プロポーズ」を期待していた場面があったんです。
- 記念日にリッチなホテルに泊まった時
- 友人の結婚式に行った話の流れで結婚話がでた時
- お互い就職して、会社に慣れてきた時
しかしすべてのタイミングで、プロポーズの気配はなく、私なりに「結婚願望がない」という彼氏の強い意思を感じ取ったんです。
それが、積み重なって当時の背景から「25歳までに結婚しないなら別れる」という決断に至ったのだと記憶しています。
逆プロポーズは、当時は思いつかず「自分と強く結婚したいと思ってくれている人」と結婚したいという価値観でした。
いま当時の自分に声をかけるなら。



断腸の思いだったよね。決断してくれて本当にありがとう!!
と言いたいです。
そして、彼氏も私の意志に負けてプロポーズせず、別れ話を切り出しても「私と結婚しない」を突き通してくれたことに感謝しかありません(笑)



今の夫(ゆうまる)の方が私にとって最高の男性です。
27歳の彼氏が“結婚しない人”だと感じたサイン


当時の彼氏は「ああ、この人と結婚は無理だな」と感じたサインは大きく3つです。
- 付き合い始めから結婚願望はなかった
- 「結婚」「子ども」の話題についても興味なし
- 自分の家族、相手の家族に会うのを避けたがる
付き合い始めから結婚願望はなかった
当時の彼氏は、実家住まいでご両親も健在、姉もいて普通の家庭でした。
だけど「結婚」について、彼氏個人があまりいいイメージが無いようでした。
やはり結婚となると『家庭に縛られる』『自由がなくなる』という印象を持っていたようです。
「結婚」「子ども」の話題についても興味なし
付き合い当初「結婚」や「子ども」について、興味があるような様子は全くありませんでした。
自分の家族、相手の家族に会うのを避けたがる
当時、彼氏を外堀から固めようとした時もありました(笑)
私の母が上京した私を訪ねてきた時、彼氏が「いちこさんとお付き合いさせていただいています。」とあいさつしてくれたんです。
よしよし、家族と交流を持てば自然と結婚の話になるかも?とたくらむ私。
軽く3人でお茶をして、帰りに私の母がケーキを買って彼氏に渡したんです。
だけど、私の母と別れ、私と彼氏の2人になって帰る時、彼氏は実家にケーキを持って帰らずに私にくれました。
彼の「私の母からの期待は受け取らない」と言う意味に感じてしまったんです…。
また、それ以降は私の母に会うのを避けるようになり、彼氏も私を自分の家族に紹介することはありませんでした。
こういった出来事も彼氏の「私とは結婚しない」強い意志を感じました。



今は幸せになっているかな…。良い思い出です。
「結婚しない彼氏」見切りをつけるタイミングは?5つの判断基準


私が25歳の時、結婚しない彼氏に見切りをつけた5つの判断基準をまとめます。
- 結婚願望がない。
- 交際3年以上が経つのに、結婚の話が出ない。
- 彼からの気持ちが「彼女」以上のものを感じない。
- 家族や友人を巻き込んだ付き合いがない。
- 「〇〇までに変わらなかったら、行動に移す」と期限を決めて、その時が来たら。
ひとつずつ解説します。
結婚願望がない
結婚願望がない、と本人が公言しているというのは、大きな「見切りポイント」でした。
交際3年以上、結婚の話が出ない
交際が長い=お互いの相性は良い、ということですよね。
その上で結婚の話が出ないというのは、2人の間に何か越えられない壁があるように感じていました。
彼からの気持ちが「彼女」以上のものを感じない
彼からの私への想い。
2人でいる時間は楽しく、ドキドキもあり、恋愛感情としてはとても良い。
しかし結婚10年目のいまは、夫(ゆうまる)と比べると、当時の彼氏から「彼女という枠を超えた他の誰でもない特別な存在」という私への感情を感じなかったように思います。
家族や友人を巻き込んだ付き合いがない
共通の友人がいて、一緒に遊んだりしてはいました。
だけど、家族や友人を巻き込んだ付き合いはなかったので、私との関係は社会的なつながりを求めていないのかな…と勝手に感じていました。
期限が来たら
彼氏との関係について、一緒にいることの幸せよりも私は自分の将来・自分の幸せを優先しました。
その理由から「今の彼氏と付き合うのは25歳まで」と期限を決めました。
そして、本当に25歳の時に別れ話をしました。
彼氏に「結婚する気があるのか」を見極めるポイントはある?


また、逆プロポーズをして成功したという知人から「付き合っている彼氏が結婚する気があるか」見極めるポイントがあるのか聞いてみました。
- 結婚に関するイベントに誘ってみる。
- 結婚に関して真剣に話す機会を設けてみる。
- 期限を決めた話をしてみる。
と教えてもらいました!
結婚に関するイベントに誘ってみる


ブライダルフェアはデート感覚で誘えるイベント。
教会を見学できたり、披露宴で出すコースのお料理が食べられたり、ドレスを見たりできます。
彼氏も嫌がらずに来てくれたら、結婚自体を少しは意識しているサインなんだとか。
結婚に関して真剣に話す機会を設けてみる


結婚について、真剣に話す機会を設けてみるといいそう。
その時のポイントは、重くならずに気軽に話せる雰囲気であることだそうです。
ふざけずにちゃんと答えてくれれば、将来を真面目に考えている証拠だそう。
期限を決めた話をしてみる


「30歳までには結婚したいと思ってる」など、具体的な期限を伝えると彼氏にも覚悟が出てくるかもしれません。
いずれにせよ、あなたの気持ちを正直に話すといいみたいですよ。
以上、参考にしてみてください。
25歳で「結婚しない彼氏」に見切りをつけた後の不安との向き合い方


見切る決断をした直後は、不安でいっぱいでした。
「本当にこれでよかったのかな」「次に出会いなんてあるのかな」と、夜中に何度もスマホを握りしめたことを覚えています。
- 別れた次の日、仕事場で静かに泣く。
- 言いようもない孤独感と戦う日々。
- メキシコ料理屋に通ってテキーラを飲む。
別れた後は荒れた日々が続きました。
さらに「元カレと復縁できる方法」という当時2万円した本を購入するという黒歴史を作っています…。
でも今思えば、その不安は“間違った選択への後悔”ではなく、“自分の人生を自分で選んだ責任の重さ”だったのだと思います。
不安と向き合ううえで大切なのは、焦らず立ち止まる勇気を持つことです。
そしてもう一つ意識してほしいのは、「見切る=終わり」ではなく、「始まり」だということ。
結婚相談所で結婚して10年、今言えるのは「手放すことでしか得られない幸せな未来」もある、ということです。



今は苦しくても、「あのとき決断してよかった」と思える日がきっと来ます。
25歳で「結婚しない彼氏」に見切りをつけた後どう動いた?


彼を見切ったあと、ぽっかり空いた時間と寂しさを埋めるように、私はすぐに動き始めました。
友人が気を遣って男性を紹介してくれたり、合コンを開いてくれたり、週末は街コンや婚活パーティーにも参加しました。
最初のうちは「新しい出会いを楽しもう」と前向きでしたが、現実は思うようにはいきませんでした。
何人かと食事に行っても、軽い気持ちの人が多く、「結婚」を真剣に考えてくれる相手には出会えませんでした。
焦る気持ちが募る一方で、「本気で結婚を考えるなら、次は出会う人を変えなきゃだめなのでは?」と気づいたのはこの頃。
そして、気付けば27歳になっていました。
- 独身証明書
- 最終学歴証明書
- 収入証明
- 住所証明
- 本人確認証
これらの提出が必要で、身元に噓がなく、かつ確実に結婚に本気の男性と効率よく出会える結婚相談所に目を付けたんです。


見切り後の最後の一手?結婚相談所で成功する5つのコツ


25歳で「結婚しない彼氏」を見切ったあと、街コンや婚活パーティーを転々としても結果が出ず、私は思い切って結婚相談所に入会しました。
結婚相談所で成功するには、いくつかのコツがあります。
- 担当アドバイザー(カウンセラー)を頼る。
- 初対面では減点方式で見ない。
- 2回会っても気持ちが動かない人とは無理に会わない。
- 婚活疲れを甘く見ない。
- 活動を“短期決戦”にしないこと。
ひとつずつ解説します。
担当アドバイザー(カウンセラー)を頼る
当時の私の周りには、



結婚相談所に入ってまで、結婚はいいかな…。
と言う子がほとんど。
親には、そこまで結婚できないことに悩んでいると思われたくなかったため結婚相談所に入会したことは内緒でした。
ひとりで婚活に挑む私は、結婚相談所にいるアドバイザー(カウンセラー)を頼りました。
相性が良ければ非常に心強いメンターになります。
初対面では減点方式で見ない
結婚相談所で出会った相手との初対面では、相手の良い面を探す姿勢が大切です。
2回会っても気持ちが動かない人とは無理に会わない
結婚相談所とは言っても、形としては恋愛結婚です。
私の経験上ですが、2回以上会っても心が動かされなければ早めの決断が吉。
相手にも期待を持たせてしまいます。
婚活疲れを甘く見ない
最初は緊張の連続で、知らない人と会うことや、交際が思うように進まないこと、断られることが重なり、一気に婚活疲れが出ました。
結婚相談所も、他の婚活も婚活疲れが出たらしっかり休むことが大事です(大体の相談所は休会できます)。



私も婚活疲れで退会していたらチャンスを逃すところでした。
活動を“短期決戦”にしない
期限を決めて活動するのは効率的に見えます。
でも、基本的に結婚相談所は月謝が安ければ安いほど出会える人数も少ない仕組みです。
反対に、良いプランで契約しても短期間で多くの人と会うと決めきれなかったり、疲労が強く出たりします。
結婚相談所での活動を短期決戦と決めてしまうと、
- 相性がいい人と出会えなかった
- 決めきれなくて焦ってしまう
などデメリットも大きいです。
婚活はマラソンみたいなもの。半年~1年は見据えた方がいいご縁に繋がりやすいです。
参考にしてみてください。




今、同じように悩んでいるあなたに伝えたいこと
今回は「私が25歳で結婚しない彼氏に見切りをつけて、婚活に成功した話」をお伝えしました。
結果として見切りをつけた彼氏よりも、理想の夫(ゆうまる)と結婚できて本当に良かったと思っています。
でも「あなたがいま付き合っている彼氏」が「結婚しないタイプの男性」だけど、とても魅力的で、一緒にいると幸せで、かけがえのない存在である場合。
見切りを付けない選択肢だって、間違ってはないはずです。
大切なのは「どんな未来を選ぶか」を、自分の意志で決めること。そして、決めたあとに後悔しないように、行動することだと思います。
今回の記事が少しでもあなたに寄り添えたなら幸いです。
応援しています。


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